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似島での災害ボランティア

 ご無沙汰しております。

2回生470クルーの村尾です。


 皆様お変わりないでしょうか、私の自宅のそばの道やキャンパス内で土砂崩れが発生したりした上に今も鉄道や道路の復旧の目処が立たない状況で自然の脅威や普段の危機意識の低さを痛感しております。


 三連休最終日は似島にて災害ボランティアを行いました。似島は我々の練習海面のすぐ近くに位置しており、普段の練習でも遠景として馴染みのある島です。その似島が被災したと聞き、20人強の部員でボランティア活動をさせていただきました。


 観音から似島へは支援艇で向かい、30分ほどで到着しました。似島は犠牲者は出なかったものの、島内の数ヶ所で山が崩れており、私達はそのうちの1ヶ所で活動しました。

 1階の半分の高さ程まで土砂が入り、その土砂をひたすら土嚢に詰め、家の外へと運び出し続けました。豪雨から1週間経ち、特に多くのボランティアが集まった三連休の3日目ですら以前として土砂が多く残る状況から土砂崩れの被害の大きさを痛感しました。島内の道は狭く大型の重機が入れないため特に人手なしにはやっていけない現場だと思います。先日の報道ではボランティアスタッフが想定を超える人数が集まったとありましたが、人が余っている印象は全くなくまだまだ人手不足だと感じました。学校や会社が徐々に戻っていく中、更なる人手不足が想定されます、災害の度に言われていることですが風化をさせないことの大切さを改めて感じました。 今回の活動を通して印象的だったのが似島の方々の温かさです。余裕がないにも関わらず我々ボランティアに対してスタッフの皆様は保険や活動の注意などを丁寧に説明してくださりました。僅かしか手伝えなかったにもかかわらず島の皆様がたくさん声をかけてくださりました。島の方々の会話からは仲の良さが伝わってきました。救援物資や復旧支援のような物理的支援は勿論大きな助けになりますが心理的支援も積み重なれば力に変わるのではないでしょうか。学校が再開し資金に余裕もないため大きな活動は出来ないかもしれませんが身近な所で大きな災害があった事を忘れずに過ごしていきたいです。

 今回の災害から何となく過ごしてきた大学生活、人生がいつ変化してもおかしくない事を学びました。JRや高速道路が使えず、物資の供給も細り、当たり前がいつそうでなくなるのかは誰にも分からないことだと気付かされました。自らに被害の無かったことに感謝し1日1日を悔いのないように全力で過ごしていきます。長々と失礼しました。皆様もお気をつけてお過ごしください。