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1月13日 (日)

 こんばんは。最近、読書にハマった1年470スキッパーの藤原涼雅です。

12月は部バイト期間ということで時間もあったので視野を広げてみようということで本を読むという課題をたてました。チーム作りや人生観を豊かにするという点で自己啓発本を読むのが好きなのですが、最近読んで心に残った話を紹介しようと思います。ベストセラーで有名な「7つの習慣」に書いてあった内容です。

 「人間活動は4つの領域に分けられる」という内容です。

 1 緊急で重要なこと

 2 緊急でないが重要なこと

 3 緊急だが重要でないこと

 4 緊急でも重要でもないこと

この中で最も優先すべきなのはどれだと思いますか?1だと思われる方もいるかもしれませんが、2であると説いています。自身の成長に繋がる活動や将来1に含まれる事柄の準備活動が2に含まれるという理由であるそうです。つまり、重要であるが自身が苦手だからという理由で遠回しに放置しておくことで2に含まれていた事柄が1に含まれる事柄になってしまう。これはヨットにも繋がることだと思いませんか??「自分が苦手な練習だからという理由で逃げない」「チームとしての課題にすぐに対処する」毎日学んでばかりです。

  前置きが長くなってしまいましたが、この日は外部コーチである大嶋さんのコーチング1日目の日でした。大嶋さんだけでなく昨年11月に行われた全日本インカレ470級優勝の日本経済大学の平野さん、矢田さんにも来ていただきました。

  出艇前に各艇のチェックをしていただきました。新たな発見ばかりでとても勉強になりました。シート1つ結ぶだけでも「どのような形が引きやすいのか」をすごい考えているのだと感じました。

  午前中はあまり風がなく、サークリングを行いました。平野さんと矢田さんのサークリングは言葉で言い表せないほど凄いものでした。動きの大きさ、動作のタイミング、艇のバランス。どれも僕たちにはないものでした。これからの練習に活かしていきたいと思います。

  午後は最初、矢田さんに一緒に乗っていただきました。クローズでの上り角、リーチコントロールの幅がとにかくシビアで走っていて自艇の高さが落ちていく理由がわかった気がしました。その後マークラウンディグを行い、見つけた課題を各艇練習するという形でした。日没ギリギリまで練習し、充実していたと思います。

  夜には講演会という形で「目標を達成するチームの作り方」「苦手を克服するためには」ということを平野さんと矢田さんにお話していただきました。先程の人間活動の話と似ていますが、「苦手を放置しない」ということの重要性を改めて感じました。

  この1日で最も心に残った言葉は「目標に違いはあっても、そこを目指すなかで意識レベルに違いがあってはいけない」という大嶋さんの言葉でした。艤装、練習の質、時間の使い方。どれ1つ取ってみても広島大学と日本経済大学の差は非常に大きいものだと感じました。この差を埋めていけるようこれから頑張りたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86