第70代 新幹部挨拶②木戸理歩

お世話になっております。

第70代女子部主将、経理を務めさせて頂きます、470級クルーの木戸理歩です。一年間よろしくお願いします。

昨年、私は中国インカレに出場しました。私が出場することが決まってきてからの期間は正直辛かったです。大学生活の大部分をヨットに注ぐ覚悟がなくストイックになれないまま春休みを終え、コロナの影響で全く練習できないまま夏を迎え、練習が再開して少ししてから一番艇クルーになることが決まってきため、私の実力で一番艇クルーがつとまるのか不安だったからです。不安をなくすには実力をつけるしかないという意識で練習してきましたが、結果岡山大学に負けました。イレギュラーなことが多かった今年一年間、前例のない中様々なことをして頂いた4年生には本当に感謝していますし、申し訳なく思います。

レースメンバーになってからレースに向けて実力を高めようと全力で練習するのはみんな同じだと思いますがそれでは遅すぎます。先日、どれだけチーム全員の実力を上げられるかが大事だと監督がおっしゃっていました。そのためにはレースメンバーが決まっていない時期からヨットを楽しんで乗ることが大切だと思います。ヨットを楽しむというのはただ乗ってて気持ちいいというだけではなく、ヨットについての理解を深め、どうすればレースで前を走れるか考えて、それがつながっていき前を走れるようになっていくことではないかと思います。そして、部員みんながヨットを楽しんで実力を高められるような環境作りが幹部の役割だと思います。一人一人違う考え方があるので簡単にできることではないと思いますが、まずは自分がこのことを忘れず、さらに周りに良い影響を与えられるような行動をして自分を含めチーム全体の実力を高めていきます。

また、経理として第70代の予算を組み、ヨット部は私達だけではとうてい活動出来ないことを思い知らされました。ヨット部は冬季バイトをしなければならないなど他の部活より部に納めるお金は多いです。しかし、部員から集めたお金は部費全体のほんの一部にすぎず、OBさんや学校からの援助を頂いてやっと活動できています。本当にありがとうございます。この恩は結果で返します。応援よろしくお願い致します。