フリーテーマブログ⑤

こんにちは！

一年の西側慎一朗です。

コロナの影響が様々な所に出ておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は、ウクレレを弾いたり、音楽を聴いたり、本を読んだりとゆっくり過ごしています。さて今回はフリーブログということで、普段考えていることについて書いてみたいと思います。

　

　2020年はひたすらコロナに翻弄された一年でした。コロナをきっかけに、この国で広がるさまざまな格差や不条理が浮き彫りとなっているのを目にして、自分はどうすればいいのかを繰り返し問われたように感じました。社会全体が寛容さを失い、緊急事態に乗じた自己責任論に堕ちていく中で、その問いはより切実なものとなっていきました。

　その問いに応答するために私は本を読んできました。専攻分野となる倫理学の入門書に始まり、歴史、哲学、文学、教育など多岐にわたる読書を重ねてきました。それを通じて、以前は言葉にできなかった違和感やひっかかりを、拙くはありますがたくさんの人の言葉や概念を借りて表現することができるようになってきました。

　どうやら自分の関心は、優劣や持つものと持たないものの関係、そして差異からくる多様性への寛容と和解といったところにあるようです。その問題に対して、現段階で目新しいことを言えるわけではありませんが、同じ問題を考える他の人たちの考えを糧にして、まだ先のことではありますが、「自分で考える」ことのできるようになりたいです。

　これまで自分の大学生活は常に読書と内省とともにあり、これからもそうありたいものです。

ヨット部と全く関係のない内容でしたが、読んでいただきありがとうございました。今後ともご指導よろしくお願いします。