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フリーテーマブログ⑨

 お世話になっております。2年470級クルーの西半琢真です。

 

 2021年が始まり、令和も3年目となりました。「ってる」とカープの鈴木誠也選手が時の人となったのも5年前(2016年)。巨人一強になりつつあるセ・リーグですが、阪ファンとしては優勝を見てみたいものです。バースはいつ再来するのでしょうか?

  

 今回はフリーテーマということで、「」に関連して少し語ります。

 

 皆さんはどのようなお正月をお過ごしでしたか?

 昨今のコロナ禍、“stay home”で家族水入らずの時間を過ごされた方や、密を避けての初詣、はたまた帰省を自粛された方も多いかと思います。

 私は、12/30の夜中に少し早めのお参りをしてきました。だれも居ない神社は少し怖かったですが、世論の波には抗えません。

 私の地元、大阪府豊中市には服部天神宮という神社があります。天神ということで、服部天神宮も学問の神・菅原道真公が奉られております。しかし、奉られているのは“学問の神”だけではないのです。

 今回はそんな地元の神社にまつわるお話です。

 

  “服部”という名は、昔、朝鮮から機織部として機織りの技術を伝えた奏氏が住んでいたことから付いたと言われています。

 秦氏渡来の数百年後、西暦901年、菅原道真公(以下、菅公)は無実の罪をきせられ九州太宰府へ左遷されます。その道中、菅公は足のむくみで歩けなくなります。そこへ村人が、昔秦氏が崇拝していた医薬の祖神・小彦名命が奉られている天神祠をすすめます。

 天神祠へのお参りを終えた菅公は次第に足のむくみがとれ、ふたたび旅を再開し無事に九州太宰府に到着されました。

 菅公が太宰府においてなくなられた後、菅公を神として崇拝する天神信仰が全国に広がります。

 そして、菅公の足の病を治癒したことにあやかり、服部天神宮は“足の神”として今もなお地元民の間で親しまれています。

 冒頭で、奉られているのが“学問の神”だけではないといったのは、服部天神宮では“足の神”も奉られているからです。

 とはいえ、菅原道真といえば学問ですので、今年(2021年)の勉強について色々とお願い事をしてきたのですが、せっかくの足の神ですので、同期の河野の怪我(詳細は彼のブログへ)についても祈ってきました(笑) 

 

 そんなこんなで今年も早1ヶ月がすぎ、2年生も残すところ1週間と少しで終わりです……。

 今年度は1度も講義のために大学へ行きませんでした。サボっていたのではありません。すべてオンライン,オンデマンド講義で家のなかで受けられるからです。最初は寝坊もなく朝ノンビリできて良かったのですが、秋口になってくると堕落してしまいました。やはり1年間この生活はムリです。さすがの菅公も助けてくれるはずなく、学力の低下を実感しております。

 3年生になる来年は、院試に向けて大きな1年になります。否が応でも勉強しなければなりません。どうか、対面講義でハリのある“キャンパスライフ”を送りたいものです。

 

 ヨットの方も暫く再開までかかりそうですので、今はジムで筋トレ三昧の日々です。

 

 今回のブログはフリーテーマということで、「心に移り行くよしなし事を、そこはかとなく書きつく」ってしまいましたが、それもブログならではの緩さかなと思います。

 載せる写真も無かったので、年末に本屋で買ったトートバックを。

 「向上心のないものは、●だ。」

 夏目漱石の「こころ」のなかの有名な一節ですね。●はあまりよろしい言葉ではないので塗り潰されているのでしょうか?気になる方は「こころ」を読んでみてください。人物関係にスポットが当たりがちな作品ですが、遺書を中心にストーリーが展開されるところが個人的におもしろいと思います。

 最近は、「ジキル博士とハイド氏」を読んでいるのですが、長くなりすぎているのでそれはいつかの機会に。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

明日は、今タームも試験勉強に追われている?森安です。どうぞご期待ください。

 


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86