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活動が再開したら頑張りたいこと⑤

こんにちは!!
令和二年度入学スナイプクルーの西側慎一朗です.
本日は「再開したら頑張りたいこと」について書かせていただきます。上達し良いクルーになるために自分が取り組んでいきたいのは、一回一回の練習の質を上げることです。
春合宿のときは、練習についていくのと先輩に言われることをやるのに必死で、毎日毎日基本的な動作や知識の習得にかかりきりでした。しかし4月の中頃から、箇条書きで指摘されるような基本的な動作はだいぶマシになったと思います。
そんな中臨んだゴールデンウイークの5日間練習では、体力的にも限界が来ていたこともあり、練習に集中できていませんでした。何より1日1日成長している実感がありませんでした。実際のところ、ほとんど変わっていないのかもしれません。ここに自分の問題がつまっているなと思いました。よく主将の上田先輩や1個上の西半先輩に練習の前や後に、今日は何が目標?今日は何ができるようになった?と聞かれることがあります。そんな時自分はいつもあいまいな受け答えしか出来ず、具体的にその日の練習で何が目標で、何ができるようになったのかを自分の中で明確にすることが出来ていませんでした。だから自分はへたくそなのだと気が付きました。こんないい加減で漠然とした気持ちで練習に取り組んでいては、上手くなるはずがないです。
こんなにいい加減に練習していたことがなにより一緒に乗ってもらっている先輩に申し訳なくて、どうしようもありませんでした。なにをしているのかと情けなくなりました。ただただ漠然と上手くなりたい、できるようになりたいではこれ以上前には進めないのだと気づきました。自分の頭を使って、どうすれば速くなれるかを考え、自分の答えを見つけていかなければ、一生自分はポンコツクルーで終わるのだと思いました。
そうならないためにまずはこの2つのことを始めたいと思います。一つは上田先輩に教わったブームに養生テープを張り、そこにその日の練習でできるようになりたいことを書くという方法を取り入れようと思います。そしてそれに加えて陸では必要な技能を細分化し、動作を明確にしていきます。
そのことについて、ゴールデンウイークの練習で来ていただいた平成28年度入学の川口さんの話を聞いて、より一層強く思うようになりました。こうたさんの話を聞いて強く思ったのは、上手くなるにはあたまを使わなければならない、という何度も先輩方に言われていることでした。頭を使うとはどういうことか、それは感覚で変化に気づき、意味を見出し、言葉にすること、そしてそれをどうしたら早くなるのかということに照らし合わせて、自分の中で正解をつくっていくことなのかもしれません。単に上手くなりたいというだけでなく、上手くなるということを自分の中で分解していき、ひとつひとつ明確にして「やること」に持っていくのが必要に思えます。
時間はあっという間に過ぎ去っていきます。その中でも流されるだけでなく、自分の頭で考えて、ヨットに取り組んでまいります。ご指導のほどよろしくお願いします。

広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86