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8/1(日)

お世話になっております。2年470スキッパーの高坂です。
この度は平成29年度入会の冨山さんと平瀬さんに練習に来て頂きました。

午前、午後の練習で冨山さんと一緒に乗って頂きました。今回教えてもらったことは主にクローズ中の波に対する走らせ方です。練習中の風は微風〜中風で、スターボードタックの時、風軸とクローズ角の間くらいから周期的に波がありました。それほど大きい波ではないのですが、自分はこのシチュエーションが苦手で、中四国インカレの時も船を真っ直ぐ走らせることができませんでした。今回冨山さんの指摘で真っ直ぐ走ることができない原因が波であることが分かりました。船に斜め方向から波が寄せてくると、波に侵入した時にバウが浮き、船がオーバーヒールしジブのテルテールが外ピラします。自分はそれをいつもリフトと勘違いし、上って減速し、また下ることを繰り返して知らないうちに蛇行していました。また、オーバーヒールしている時に、波に乗って風下に流されることでかなりポテンシャルを損していることも知りました。波に侵入するときに、波に対して垂直にバウを向ければ、船が波に煽られてヒールし、下に流されることを防ぐことができるということを今回学びました。自分以外の部員は実践していることですが、自分では外ピラする原因も下に流されるの原因も想像出来なかったので目から鱗でした。
実際海上で舵を使った波トリムをやってみたのですが難しかったです。波に対してバウを垂直にしようとすれば内ピラが入り艇が減速するのが分かりしまた。またベアするタイミングによっては舵を抵抗を持って切っている感覚もありました。ベアラフをもっと細かくするべきなのか、タイミングが悪いのか、上手くできればテルテールが乱れることもほとんどないそうです。波に上手く合わせることができれば、もっと軽く抵抗なく舵を動かせるのではないかなとも思いました。これから試行錯誤して習得していこうと思います。
読んで頂きありがとうございました。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86