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第71代 新幹部挨拶⑤ 高木菜々子

いつもお世話になっております。新4年生マネージャーの高木菜々子です。71代ではチーフマネージャーを務めさせていただきます。ご迷惑をおかけすることがあるとは思いますが、1年間よろしくお願いいたします。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私がこの1年間で意識したいことは二つあります。一つ目は部員間のコミュニケーションや報連相を徹底することです。私は70代では渉外を務めさせていただきました。渉外は今までは幹部がしていたのですが、令和2年度入学の代の人数が少ないため、70代から幹部の役職を一つ下の学年にさせるということを慣習化させるために私がさせていただきました。そこで感じたのは、報連相がきちんとされていないということです。幹部の中で話し合われたことを誤って伝えられたり、幹部以外が渉外になったために、本来なら渉外がする仕事の中で幹部がするものと私がするものが曖昧に分けられて、お互いがしておらず他の方にご迷惑をおかけする場合がありました。役職をいただいたからには、学年に関係なくその仕事に最後まで責任を持つことが大切であると思うので、きちんと一つ一つ確認するべきだったと反省しております。代が変わり今度は自分が幹部になるので、後輩が同じような経験をしないようこちらから積極的にコミュニケーションをとろうと考えております。また、チャッカーでは1年生と一緒に居る時間が長かったのですが、1年生の中で練習に対するモチベーションに大きく差があり、モチベーションの高い人ばかりにチャッカーワークをお願いしてしまったので、モチベーションの低い人とこそもっとお話しするべきだったと後悔しております。これら二つの経験から新しい代ではコミュニケーションや報連相を徹底したいと思いました。

二つ目は選手の負担を減らすことです。この3年間は選手が筋トレや食事制限をしている横で「私はマネージャーだから肉体面では何もしなくていいか」と甘えていたのですが、重たいものを運んでいるときに私に筋力がないせいで、選手に気をつかわせてしまい、運ぶのを手伝ってもらうことがよくありました。今後は、私もフィジカルな面で自分の健康を管理することで、できることを増やして選手の負担を減らしたいと思っております。これまで漠然と強豪校はマネージャーの人数が多くてできることも多いから強いと考えていたのですが、同じ人数でも全日本インカレで総合10位以内を勝ちとった大学があることを知り、人数の多さは十分条件であって必要条件でないことに気付きました。マネージャーの人数が少ないことを言い訳にするのではなく、人数が少ない分一人当たりのできることを増やせばいいと分かりました。また、最近、前田さんが練習によくいらしてくださるのですが、その中で新たな取り組みが多く行われてきているので、そこでもできることを探していこうと考えております。

しぶき会をはじめとし、広島大学体育会ヨット部を支援してくださる皆様に、この部を応援してよかったと思っていただけるよう、チーム一丸となって目標に向かって精進して参ります。これからもよろしくお願いいたします。貴重なお時間を割き、最後までご高覧いただきまして、ありがとうございました。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86