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72代挨拶 高槻将五

お世話になっております。令和3年度入学スナイプクルーの髙槻将五です。

第72代の抱負挨拶をさせていただきます。まず、自分の今年の目標として3つ、挙げさせていただきます。

・うまくレグを引けるようになる

・タクティクス面での上達

・スキッパーも少しはできるようになる

まず一つ目ですが、第71代では僕は、レグ引きをほぼ完全に先輩スキッパーに任せていました。しかし、先日の全日本インカレでも感じましたが、スキッパーの負担を減らすという意味ではクルーがレグを引くのがいいだろうと思うのです。

2つ目に関しても、上と同じ理由です。練習でたまに自分でレグを引くこともありましたが、タクティクスの中でも特に自分から仕掛ける、攻撃としてのタクティクスがうまく使えていないのです。机の上でケースを考えるときは理解できていても、海上でレース中にパッと出てこない、定着していないのも原因だと思います。

全日本で上位を走るために、スキッパーにはセーリングに集中してもらい、艇外のことはクルーが担当する。そういった分担ができれば、艇として楽にレースを走ることができる。そういうわけで、今まで先輩スキッパーがしていたことを自分でできるようになる必要があるのです。

また、今後(第73代をも見据えて)後輩スキッパーと乗ることも考えると、より一層、スキッパーの負担を減らすというのは重要になってきます。これは3つ目の理由でもあるのですが。というのも、走らせ方をクルーが決めるということはつまり、セールの形を決めるのもクルーなのです。そこで、セーリング中のスキッパーの感覚、目線を知っておく必要があると思うのです。またその感覚はクルーをしていても大切になってきます。そのため、スキッパーでセーリングできる程度にはなりたいのです。

まとめると、要はレースにおける判断を自分でできるようになることが、この代での僕の目標となります。

ここまで目標について書いてまいりましたが、僕が最も大切にしたいと思っているのは、熱意です。夢のためにどこまでも追い求める熱意です。夢を持ち、目標を立て、その達成のために必要なことを常に意識する。そのための熱意です。良いチームには、夢があります。夢を追う熱意が、広大ヨット部をさらに良いチームにします。個人の成長への熱意が、チーム全体を成長させます。そうして、全日本インカレ総合10位という夢を実現させるのです。だから、この熱意を忘れたくないのです。

 最後になりますが、広大ヨット部を応援してくださっている皆様もまた、同じチームです。皆様の応援という熱意なくして、夢をかなえることはできません。応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。どうか、引き続きの応援を、よろしくお願いいたします。

 高槻将五


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86