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西宮遠征①

 お世話になっております。2年スナイプクルーの高槻将五です。

 今回は西宮個人遠征day1の報告をさせていただきます。と言っても、day1の2月11日は遠征準備と広島から姫路までの車移動のみでしたので、今回の遠征の概要と目標を書かせていただきます。

 今回は石川監督に紹介いただき、新西宮ヨットハーバーで関西大学さんの練習に2日間参加させていただきます。艇は西宮で実業団として活動されている広大OB、川崎重工の伊藤さんに貸していただきました。day23で練習に参加し、day4で広島に帰ります。メンバーはスナイプ新3年スキッパーの玉川、新3年クルーの僕と、新2年クルーの片山、柴田の4人です。

 練習はサークリング、マークラウンディング、動作多めのセーリングなど動作練習です。本遠征の僕個人の目標は、普段の広島での練習と変わらず、意識の配分のマネジメントです。普段の練習と変わらず、と書いたのは、今回の遠征は練習でありレースではないので(もちろん心意気として練習はレース、レースは練習というのは大切ですが)、実力を測るというより、実力向上のためのものだと考えているからです。具体的には、ヒールやセールトリムなど艇内のことを無意識的に(精度よく)しながら、他艇との位置関係やそれぞれの角度、ブローや風の振れなど艇外からの情報を処理し、タック・ジャイブポイントや走らせ方などの判断を適切に行うということです。考えることがいくつもある海上で適切な判断をするためには、それらの意識をうまくマネジメントすることが重要だと考えます。簡単に言えば、余裕を持つ、ということでしょうか。これこそクルーの、ひいてはセーラーとしての基礎力だと思うのです。それができているか評価されるポイントは、考えながらどれだけしゃべれるか、トリムが適切に行えているか、動作のミスを減らせるかということになります。先日のブログで、しゃべるということを書きましたが、それはここにつながります。そしてこればっかりは、海の上でのトレーニングでしか鍛えられないのです。ヨットに乗る、レスキューから練習を見るなどでしか上達はしません。関大さんには、新4回生のスナイプクルーの方がいますし、同期のスナイプクルーからも、見て学び、一緒に走りながら、広島とは違った風や波での動きを学べたらと思っています。

 次回は、西宮遠征②ということで、練習1日目の報告となります。ありがとうございました。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    盛谷静之 (土曜日, 18 2月 2023 10:48)

    西宮遠征お疲れ様。いよいよ春合宿ですね。遠征での経験を生かして、中身の濃い練習を目指して下さい。他大学の練習メニュウを取捨選択して、合宿に生かすよう工夫して下さい。期待しています。君たち新3年生が中核となる広大ヨット部です、4年生をバックアップし、2年生をフォロー為てインカレ目標を達成して下さい。楽しみにしています。
    高槻様   さかり


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86