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小戸遠征⑥

 お疲れ様です。


 3年470スキッパーの高坂です。

 21013日に行った小戸遠征について書きます。


 約2週間ほど前に休みの日程が変更したため、個人遠征を西側君と企画しました。急な予定だったため部員を混乱させてしまったかも知れません。ごめんなさい。ただ、ありがたいことに下の代の部員も合わせて6人で遠征に行くことが出来ました。また、関大に遠征に行ったメンバーも良いリアクションだったので、今後も企画したいと思います。一緒に合同練習をして頂いた九州大学さん、京都大学さんには沢山お世話になりました。470のチャーターでは62代主将の上田さんに協力して頂きました。無理なお願いに対応して下さり今回の遠征が実現しました。ありがとうございました。北九州にいらっしゃる大嶋さんにもいつか会いに行きたいです。


今回、合同練習で感じたことは3つあります。

①広島での練習の仕方で上手くなれる

②波のトリムの習得が必要(セーリング)

③他大のチーム力の違い


①広島でも年中風が吹かない訳では無いので、しっかり春合宿の基礎練習で土台を作りある程度風が吹いても安定した動作を取ることが出来ればその点で引けを取る事は無いと感じました。実際小戸でも4日中1日しか強風が吹かなかったので、まずしっかり春合宿で動作を形にしたいです。今回は他大学と合同練習をした事で相場感を知るきっかけになって良かったです。今節は広島でも5日間中2日は風が強そうなので、ショートマークランで動作をサボらず攻めて行きたいです。


 遠征最終日は風が十数mあり、波も大きく立っていました。午前は広島で1番大きい波が立った時より大きいくらいで、午後はうねっていたので支援艇に乗っていましたが初めて体験する海面でした。午前の波を走るにはセッティングが合っている状態で舵のベアラフが必要でした。波の頂点で舵を切ってベアしないと船が空中に浮いて叩かれて止まりました。午前中はずっとそんなことをしていましが、1度だけしっかり波に合わせて下る事ができました。(ベアして加速していただけかも知れません汗。)ラフは出来ませんでした。そもそもラフするという意識が無く、毎回波で煽られヒールがついていたのでかなりポテンシャルをロスしていたと思います。ブローが入った時のジブカットと引くタイミングもかなり重要だと思いました。メインを引いたり出したりするタイミングをクルーに伝えていなかったので、クルーも自分なりの試行錯誤でトリムしていたと思います。引くタイミングを合わせることができれば加速出来ると思うので、次の機会では話し合おうと思います。午後の海面はうねりが建物の1階くらいの高さほどありました。小戸でも久々だそうです。支援艇で船を追っていましたが、船が一瞬消えたのでびっくりしました。この海面はどうやってトリムしているか情報を集めたいと思います。知ってる人がいたら教えてください。波のトリムに関してもしっかりイメトレして次の機会に望みたいです。


  他大のチーム力について。少し違うと感じたのはチャッカーワークがしっかりしていることです。強風が多い海面である事もあり安全面に関しては力を入れているように感じました。マネージャーも含め、情報判断が早いです。セーリング練習で支援艇が笛を鳴らしたりしてタックのタイミングを決めるなど、そこまで練習に関与する必要はないですが、マークランで風が触れた時にすぐ打ちかえる、トラブルのフォロー、曳航の速さなど自分達はレベルが低いと感じたのでそこを変えて行きたいです。去年の全日でも強い大学は曳航が速かったです。L期が上がった時には曳航していました。強風の日もかなりOBさんを当てにしているので見直していきたいです。


長々と失礼しました。

読んで頂きありがとうございます。今後とも宜しくお願いします!


博多ラーメンが美味しかったのでおすすめです。

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コメント: 1
  • #1

    盛谷静之 (土曜日, 18 2月 2023 10:13)

    遠征練習ご苦労様でした。
    ②のうねりの中でのセーリングですが、
    「帆走」(青表紙の本です)の中にセーリングの理論がきちんと記載されています。での、実際にセーリングとなるととてもむずかしいので、他水域での練習が大切かも。
    いろいろな体験を今後の練習に役立てて下さい。特に、春合宿はいろんな風が吹くので、風の強さ等に合わせて一番良い練習メニューを行って下さい。
    いよいよ最後のシーズンが始まりますが、健康に気を配って、インカレ目標が達成できるよう、頑張って下さい。
    高坂様   さかり
    追伸  ラーメンは替え玉しましたか?


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86