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73代挨拶 藤原実優

日頃よりお世話になっております。

令和5年度入学マネージャーの藤原実優です。


この代替わりブログを書くにあたって一度初心にかえり、一年を振り返ると同時に、これからの目標を書いていきたいと思います。


まず、最初にヨット部に惹かれた理由は、何と言っても先輩方の人柄と部内の雰囲気が良かったからです。

私は当時色んな部活やサークルの新歓に参加しましたが、他のどのサークルよりも部員同士に壁がなく、この先輩方はヨットという競技が好きでこの部活に所属しているんだ、ヨットで繋がっているんだ、という風に感じたのを覚えています。

また、試乗会で私にはさっぱりわからない風の微々たる変化を読んでヨットに乗っている先輩方がすごくかっこよくて、ただ漠然と、ヨット部に入ったら見える世界が広がりそうだなと思いました。


話は変わりますが、私は造形芸術系コースという学科に所属しています。私が学んでいる芸術というのは、ただひたすらに自分を見つめ直し、ひたすらに自分と戦う学問です。突き詰めれば突き詰めるほど終わりはありませんし、画材代もバカになりません。制作に没頭していたらいつの間にか夜が明けていたということもザラにあります。しかし、この経験があるからこそ、一つのものを追求する辛さや、継続の辛さがわかります。だからこそ、大学に入ってまでヨットという競技で勝ちを追い求めるヨット部に興味を惹かれました。

また、もしかしたらこれは失礼に当たるかもしれませんが、ヨット部の先輩達からは他のサークルの先輩から感じられる、「モテたい」という感じが全くしなかったのも好印象の一因です。


そして、実家が割烹ということもあり、ヨット部に入るまではお米を洗ったことさえもなかった私は、初めて艇庫飯を一人で作る際かなり緊張しました。しかし、最初の一口で「うまっ..」と言ってくれた経験や、毎回「汁タプタプで〜」と言ってくれる亮さん、沢山感想を言ってくれる西側さん、また、何でも美味しいと言ってくれるみゆさん等、多くの部員の方々の反応のおかげで今では料理が趣味にまでなりました。

美味いと喜んでくれる部員を見ているとモチベーションがかなり上がります。

入部した当初はあんなにかっこよく見えた先輩たちが、まさかこんなに可愛く思える日が来るなんて当時の私は思ってもいませんでした。


だからこそ、今年度の目標は部員全員に食育をすることまた、私自身がスポーツ栄養に関する知識を身につけ、美味しいだけではなくバランスの良い食事を提供することにしたいと思います。そして、選手の皆さんの体重増量のサポートをし、チームの成長に貢献していきたいです。

まだまだ偏食の選手ばかりでメニュー作りにはかなり苦労していますが、少しでも選手の苦手を減らし、健康的な食生活に近づけられれば良いなと思います。特に、先日とある先輩が「キノコは嫌いだけど、今日は食べられました」と合掌の際に言った事がありました。

他の選手たちは私が怒ったんじゃないかと焦ったそうですが、私はその感想をこれから増やしていきたいくらいです。


私が皆さんに貢献できる点として食に関する事が1番に浮かんだため、上記のような目標を掲げましたが、もっと他にお役に立てる事があれば、できる範囲で頑張るので教えてください。


ここまで読んでいただきありがとうございました。私は日々艇庫飯のクオリティーを上げていくよう努力するので、ぜひOGOBさん方も艇庫飯を食べにいらっしゃってください。

これからも広大ヨット部の応援をよろしくお願い致します。

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コメント: 1
  • #1

    柚木衛 (金曜日, 08 12月 2023 11:06)

    日本一のマネージャーに期待します‼️


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86