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3/20(水)

お世話になっております。3年スナイプクルーの高槻です。

 

春合宿第4節初日の練習報告をさせていただきます。

 

先節は風邪のために丸々休んでいた僕がついに復活しましたが、まだまだ咳の症状を引きずっております。

 

この日は20-37ノット西風の予報で、雷も注意報も出ておりました。午前中は予報通りの風で、出艇を見合わせて整備や座学をして過ごしました。やや風が落ち着いて(とはいえ時折26ノットほどの突風が吹く中)出艇しました。強風を期待しておりましたが、出てみるとすぐに風向が北に回りだし、ぶつかって不安定な状態が続きました。僕は長く休んでいたのでそのリハビリのような意識もありつつ、シフト・ブローに合わせて細かくタック・ジャイブを繰り返すセーリング練習で風を見て走る力を養いました。

 

この節ではゴムボートのつくねが不調で修理中のため、レスキュー艇はしぶきの1艇でした。強風下でのしぶき1艇での練習ではいつも以上に安全への配慮が必要になりますが、この代では安全管理への意識やスキルが足りていないようにも感じています。安全管理は、通常時の練習の効率化にもつながる重要な要素です。セーリング練習では470とスナイプで離れてしまう場面がどうしてもありますが、そのようなときでも、しぶきが少なくとも3-5分以内にはクラス間を行き来できるような位置についているべきだと思います。が、実際にはセーリング練習どころかほかの練習でもクラスで離れすぎているのが現状です。そもそも同じ時間配分で同じ練習メニューを行っていれば必然的に離れることはないはずです。この問題は、海上でのクラス間のコミュニケーションがより円滑にできれば解消できるものだと考えています。そしてそれには、レスキュー艇が連絡をディンギーに伝えられるようにしておくのが必要です。それには両クラスが近い位置にいることが必要で・・・。つまり、各々がまとまって練習する意識を持てば、おのずとチームでの練習ができるようになると思うのです。主将が、チーフが、最上級生が考えているだけではだめで、海上にいる全員が同じ意識を持つのが重要なのです。これは、一日の練習だけではなく、全日本インカレ総合入賞という目標を達成するのにも必要不可欠な最低条件になるものだと思います。正解かどうかはわかりませんが、そう信じて突き進むのが、達成への道となるような気がするのです。

 

最後に、皆様におかれましても、健康にお気を付けてお過ごしください(大人の風邪は大変つらいものだと痛感いたしました)。それでは、今後ともよろしくお願いいたします。


広島大学体育会ヨット部

観音マリーナ

広島県広島市西区観音新町4丁目2374-86